​あなたにとっての地獄とは?

​地獄ワールド仕掛け人編

​💀 💀 💀

津村耕佑氏
地獄と聞くと【天国と地獄】という二項対立みたいなのがあって現世があって天国と地獄があるって図式があるけど天国はいい所で地獄は悪い所・・ってこれ、多分皆が思う印象だろうね。

だから聞いた瞬間は【地獄】と言われたら【罰を受ける所】だろう、という印象だよね。地獄について調べたこともないし。。子供の頃から見聞きしてきた印象だったり、話だったり、あとは昔書かれたような地獄の絵を見てあとは映画とか、アニメとかそういうもので見て、現世で悪いことをした人が罰を受けるところだ、っていう印象。ま、ごく一般的な印象だと思う。

三宅デザイン事務所クリエイションスタッフの後、自身のファッションブランド「KOSUKE TSUMURA」「FINAL HOME」をスタート。

パリコレクション参加、また造形作家としても活躍。   kosuke Tsumura home page
 

偏陸氏

連載中の地獄漫画「鬼灯の冷徹」で色々と地獄の事を勉強して居ますが、漫画だから笑えるけど、

実際に見たり、経験するのは絶対に拒否したいです。お寺さんなどで見る地獄絵も何故か怖いけど、綺麗だなあと思ってしまいます。

天国へ行きたいとは思うけど、地獄に憧れている部分が人間の心の何処かに潜んでいるのかもしれませんね。

平松理薫上人/眞宗大谷派日夜山正徳寺 住職
震災 経済格差 人口減少 ポピュリズムや 政府による情報改ざん。楽しいことで浮かれてみても、気づくと不安の中にいる。天国に行ったり、地獄に行ったり。

この苦しみの迷路で迷っているだけ。そもそも我々は、本当に「人間」として今を生きているのか。

向井真人上人/臨済宗妙心寺派 陽岳寺 副住職

地下の牢獄と書いて、地獄。

いやいや妄想に過ぎないでしょう!と笑い飛ばすことのできない何かがそこにはあります。

わたしたちの足元に広がる世界。

近すぎるからこそ、見えない。また、見ないようにしているのか。

そんな地獄を本当の意味で近くに、この足の真下に感じることができたならば、

地に足をつけて生きることができるのかもしれません。

吉田龍雄上人/浄土宗 蟠龍寺 副住職
幼いころ読んだ「地獄」という絵本のインパクトが、今も心に残っています。

想像しうる最悪の手段で責め殺される罪人たち。「ああはなりたくない!」と恐怖に震えた幼い日は遠くなり、

今は罪悪極重の身として娑婆を生きている。あの罪人達は、明日の自分の姿。南無阿弥陀仏。

田村一:

「地獄」と言われると幼少の頃、家にあった古典文学全集の「今昔物語集」の箱を思い出します。そこには地獄の獄卒共が吐いた火が罪人たちを苦しめてる様が描かれてるのだけれど、筆致がどこかコミカルで、全集の中でもいちばん気に入った一冊でした。

そこで描かれる地獄の獄卒や囚人たちの姿はどこかコミカルで生き物としてのバランスが可笑しく、こいつらに会えるなら地獄も楽しいのかもと思いを巡らせておりました。地獄に堕とされた罪人たちも責苦を受けるけど、それは獄卒共とじゃれ合ってるような印象も。

作品を作るようになって、そういったアンバランスさは、自作にとって非常に重要な要素になり、そういったものをよしとしてしまいます。

なので自分にとって作品はどこか「地獄」のようなものかもしれません。

​AyAko:

【this is Hell and this is Heaven。。どんな状況においてもそこが地獄になるか天国になるかは貴女次第なのよ。】

不慮の事故で車椅子の生活を強いられるようになりながらもダイビングを楽しむアメリカ人の女性から聞いた言葉です。

当時中学生の私にとって彼女のくもりない笑顔と力強い話し方はどんな先生の言葉より胸に響き、人生の指針ともなっています。

高田那由太:

教会付属の幼稚園に通っていた僕は、一冊の絵本に出会いました。それは天国と地獄について描かれており、地獄は神らしきモノが罪人を炎の海に投げ捨てるといった内容で、余りに恐ろしくトラウマとして記憶に残りました。

僕の感覚ですが、役を演じるとき心に『火』が灯されるような気がします。もしかしたら僕は地獄の炎を少し拝借し、心と一体になろうとしている。だとしたら、地獄も案外悪くない。

油絵博士:

悪意のある外部によってもたらされる地獄の様な状況は恐いですが、

身近な関係性を反転させたり二~三回組み替えただけで発生する状況の方がより地獄に近いと言えるのではないでしょうか。

以上の事から鑑みまして私にとって地獄とは針山地獄です。

佐藤香倫:
私にとって地獄とは穏やかな春の様な、コタツのような…どこにでも入り口がポッカリ開いているとこで、自ずから入るところです。 苛烈とは限らず、キリスト教の煉獄のような。

もしかしたら自獄と書くように自分で出入り出来るのかも知れません。 まだ落ちてないので、謎ですが。

斉藤有吾:

天国の印象は「もっと続けば」で地獄の印象は「未だ続くのか」です。天国は絶望が為に地獄は個人的又は集団的防衛(秩序)の為に発明されたのかしら?そして、もっかの私は死後の世界が有るとも無いとも信じてなくて、本当の本当は曖昧じゃないことなんて1つもないこの世で、臆病なのに中々の無防備で色々と保留中。

相賀由紀子:

地獄で思い浮ぶのは、閻魔大王が罪人に裁きを下している周りに、地獄に落ちて種々の過酷な裁きを受けている罪人達がおどろおどろしく描かれている地獄絵図。もし、自分が罪人だったらと…ゾゾゾッ!「地獄も天国も表裏一体であなたの心の中にある」という言葉を聞いたことがあります。ならば、神の光に導かれたい。

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